世界のオフィス事情

仲間と話して、一人でこもって、多彩な働き方に併せて変化する家型書斎「Break-out furniture」

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未来住まい方会議 by YADOKARI」より転載

せっかく仕事をするなら、集中して打ち込みたい。でも仲間と話もしたいし、家でくつろぐように考えたいときもある……。今回は、より自由な仕事スタイルを求める人にぴったりの書斎、移動式家型書斎「the break out furniture」を紹介します。

「the Break out furniture」が使われているのは、シンガポールのオフィス。古い倉庫を改装したコワーキングスペースです。広々としたフロアの中にはいくつもの書斎が立ち並んでおり、さながら小さな町のよう。メンバーそれぞれが自由な過ごし方をしています。

書斎は「家」と言われて誰もが頭に思い浮かべるような形に造られており、艶やかなホワイトオークで仕上げられています。中には一台当たり3つの大きなクッションが乗せてあり、自由に着脱して置くことが出来ます。
クッションは、少し離した位置に置いてオットマンにするもよし。並べて寝そべるもよし。取り出して輪に並べれば、メンバーとの談話スペースになります。

書斎自体も下部分にキャスターが付いていて、まるごと移動させることが出来ます。そのため、ご近所の家同士を集めれば、メンバーと即席のミーティング会場を作ることが出来ます。また一人でこもって仕事をしたい時は、離れた場所へ書斎を持って行って、誰にも邪魔をされずに作業に打ち込めます。

したいことや仕事に応じて、自在に場所や形を変えることができる自分だけの書斎スペース。家の形であることで、ユーザーにリラックスした気分を与えてくれるでしょう。クッションの上で一日中のびのびしていても、自分に最適な環境で作業が進められるなら、仕事がはかどるかもしれません。

文=ワキモトナツミ

Via:
malcew.com
weburbanist.com
designboom.com